本日の電話相談

☎　2024年5月9日

本日様は「空気中の酸素が飼育水に溶け込む原理とは？」とのご質問を頂戴致しました。これは研究者によってほぼ解明されています。空気の大気圧が高い（高気圧）と酸素は押し込まれて溶け込む、自然界ではこれに風が影響して波が発生して溶け込みを促進するようです。実際にアクアリウムタンクのエアレーションを停止させても外部濾過器だけでよほどの過密飼育でなければ育成は可能です。簡単に実験で証明が可能です。

☎　2024年5月2日

本日様は「飼育タンクのアンモニア発生源とは何か？」とのご質問を頂戴致しました。この質問も多いですね。基本的に魚はエラ呼吸です。そしてそのエラからアンモニアは検出出来ます。勿論それだけではなく、魚の排泄物、食べ残した餌からも発生します。そして何より魚の皮膚表面はタウリン（タンパク質）で保護されています。これは皮膚表面から侵入しようとする細菌のバリアーのような働きをします。そしてこれはゆっくりと溶けていきます。その減った分は皮膚の下から分泌されて補われていきます。この溶けたタウリンもまたアンモニアの発生源になります。細菌に分解されて水槽のアンモニア濃度は上昇します。

☎　2024年4月11日

本日様は「アンモニアが魚を殺すメカニズムとは？」とのご質問を頂戴致しました。アンモニアって物質は生物にとって毒性の高い物質である事は多くの皆さまはご存知です。しかしそのメカニズムは意外と知られていません。アンモニア原子は小さな原子で水温が高いと活発に水中を移動して水温が低いとゆっくり動く特性があります。小さな原子ゆえに魚の鰭やエラ、体内を簡単に通り抜けて行きます。その際に魚の血液にある赤血球、ヘモグロビンに悪影響を与えます。赤血球は酸素、魚が水中に溶け込んだ酸素をエラから吸収したものを細胞に送り届ける役割をしています。この赤血球が酸素を各細胞に送り届ける事が阻害される為に酸欠で死亡するのです。水は元々酸素原子が水素原子に結合したものです。飼育水自体に酸素が足りないのではなく、アンモニアが運搬役の赤血球の働きを阻害するからなのです。

☎　2024年3月14日

本日のご相談者様は、猛禽類をブリード（繁殖）しておられる方で、ネクトンに関するご質問を頂戴致しました。「ネクトンSとMSAを一緒に飲み水に混ぜて与えていますが、他のシリーズのネクトンQも混ぜても大丈夫ですか？」基本的にOK大丈夫です。基本的にQはサルファ剤（病原菌を繁殖させないタイプの治療薬）を与えた場合の腸内の有用細菌の活性、保護、或いはそれらの作り出すビタミンを補填するサプリです。ネクトンに使われる材料は特級品です。人間のビタミン剤の原料と同じ。疲れると白湯に入れて私も飲んでます。また、ネクトンを使い出してMSAを雛に与えると骨格が違う、しっかりしてくると話しておられました。私達の実験でもインコ、フィンチに限らず巣立ちの際に変化は確かにあります。ネクトンの良いところは、少々与え過ぎても害はなく過剰反応が出ない事です。MSAにはカルシウムの他にリンが入っているのはカルシウム過剰を防ぐためです。以前に明らかにクル病を発症している爬虫類のクビワトカゲとフトアゴトカゲにMSAを水に溶かしたものをスプレーで顔にかけて（水滴舐める）確認しましたがほぼ毎日行って1週間で健康体に戻りました。やっぱり優れものです。ネクトンは。

☎　2024年3月7日

本日のご相談者様は、ビーグル犬を12年間飼育されている方のネクトンDog-VMに関するご質問。「元気も食欲も以前ほどではなく、病院で検査したが問題は無いとの事で、栄養剤としてネクトンDog-VMを出されたが、いつものフードに混ぜて与えても食べません。どうすれば与えられるでしょうか？」
食欲が落ちたら少し与えるフードを変えてみるのも良い方策です。基本的にビーグル犬は狩猟犬ですので運動量も多く食欲も旺盛、確かに年齢的な衰えはあっても生肉なら食欲を呼び寄せるかもしれませんね。お勧めは馬肉です。馬肉にネクトンDog-VMを振りかけて内側を包むようにして少量与えて見て下さい。食べてくれると思います。日本では比較的に馬肉は入手が簡単です。米国ではウサギ、馬肉、ダチョウ、カンガルーの順に人気があります。馬は体温が高いので寄生虫の問題もない安心な素材です。1週間程度続けて下さい。確実に変化は訪れます。

☎　2024年2月15日

本日のご相談者様は、ビーグル犬を12年間飼育されている方のネクトンDog-VMに関するご質問。「元気も食欲も以前ほどではなく、病院で検査したが問題は無いとの事で、栄養剤としてネクトンDog-VMを出されたが、いつものフードに混ぜて与えても食べません。どうすれば与えられるでしょうか？」
食欲が落ちたら少し与えるフードを変えてみるのも良い方策です。基本的にビーグル犬は狩猟犬ですので運動量も多く食欲も旺盛、確かに年齢的な衰えはあっても生肉なら食欲を呼び寄せるかもしれませんね。お勧めは馬肉です。馬肉にネクトンDog-VMを振りかけて内側を包むようにして少量与えて見て下さい。食べてくれると思います。日本では比較的に馬肉は入手が簡単です。米国ではウサギ、馬肉、ダチョウ、カンガルーの順に人気があります。馬は体温が高いので寄生虫の問題もない安心な素材です。1週間程度続けて下さい。確実に変化は訪れます。

☎　2024年2月8日

本日のご相談者様は、フクロウやタカなどの猛禽類を飼育、繁殖されている方。
「繁殖期にネクトンSとネクトンMSAを併用して与える意味は？」
当たり前だけど鳥は卵生生物です。卵はカルシウムの殻で守られています。この殻が薄いと破れてしまいます。過去に米国の国鳥の白頭鷲が激減して調査したら殺虫剤のDDTが自然界に残留して生体濃縮を起こし、魚に蓄積してそれを捕食したワシにカルシウム代謝を阻害。殻の薄い卵を抱卵中に割れるのが原因と特定され使用禁止になった歴史があります。繁殖期にカルシウムが不足すると卵殻が薄くなる事は事実ですから、丈夫でしっかりした卵がMSAの投与で期待出来ます。それと別の猛禽類ブリーダーの方からの情報では雛鳥の骨格が与えたグループの方がしっかりしている、との事で理にかなってます。普段から与えても問題ありません。

☎　2024年1月25日

本日のご相談者様は、猫を飼っていらっしゃる方。
「秋に母猫が4匹の子猫を出産、少し痩せて食欲がないのでサプリメント希望したら動物病院でネクトンCATーMを渡されました。」
与えているフードがドライタイプ、ウエットタイプならウエットタイプに規定量を入れて混ぜて与えます。空腹どきなら好都合です。それと食欲が落ちているならアジのたたきなんかお勧めです。それに混ぜて与える方法もあります。猫は完全肉食動物と規定されていますが、日本の猫はお米も食べます。しかしながら魚は大好きであの魚の表面にはタウリンってタンパク質、アミノ酸が含まれています。これが猫には必須なんですね。開きとかだと塩分濃度が高いので、たたきのようなお刺身がベストです。子猫に与えるミルクの量も増加しますょ。

☎　2024年1月18日

本日のご相談者様は、フトアゴトカゲを3匹飼育されている方。
「ネクトンレップってどのように与えると良いですか？　それから3匹のうちの1匹が後ろ脚を引きずっているのが気になっています。」
普通に飲み水に溶かして与えます。それ以外にはネクトンレップを溶かした溶液をマイザー（霧吹）に入れて顔に吹き付ける、顔についた水滴は舐め取って体内に取り込まれます。それと、足を引きずるのはひょっとしてくる病の可能性もあるので、ネクトンMSAを併用すると効果期待出来ます。それと、日向ぼっこも効果的です。紫外線ライトは半年で放出量半分になる事もあるので。新品に交換がお勧めです。

☎　2024年1月11日

本日のご相談者様は、犬を飼っていらっしゃる方。
「ネクトンDOG-VMを購入したんですが、フードに混ぜて与えてますがニオイを警戒して残します。何か方法がありますか？」あります。犬は嗅覚が鋭く何時も与えているフードですと匂いが異なると警戒します。単純に匂いを誤魔化すならチーズなどに包んで与えます。チーズの匂いがビタミン臭を消してくれます。犬は時々馬肉などの生肉を与えると元気が出ます。日本では流通しにくいのですが米国では人気1位はウサギ肉、2位が馬肉、3位がダチョウ、4位がカンガルーの生肉です。ウサギと馬肉で80％程度を占めているようです。日本では馬肉なら手に入れやすく、それにネクトンを振りかけて折り込んで与えてみて下さい。約1週間程度で変化（毛艶、目脂他）が確認出来ます。

☎　2023年12月21日

本日のご相談者様は、セキセイインコを6羽飼育しておられる方。
ご質問の内容は、「ネクトンSを与えるとヨウムの尾羽の赤はもっと赤くなりますか？」との事でしたので、以下の通り、ご回答いたしました。(^^)
「ネクトンSって厳密に使用量を守らないとダメですか？」取説に書いてあるのは標準です。多く与えても問題ありません。実験で確認しています。飲み水に溶かして与えても全て飲み切るわけでもないし。ネクトンはサプリメントで医薬品ではないので厳密な使用量を決めるのは難しいです。ネクトンの特徴は過剰に与えてもビタミン過剰症にはなりません。体内で吸収されなかったビタミンは蓄積せずに他のビタミンと結合して体外に排泄されます。安心してお使いを。

☎　2023年12月14日

本日のご相談者様は、ヨウムと小桜インコさんを飼育しておられるそうです。
ご質問の内容は、「ネクトンSを与えるとヨウムの尾羽の赤はもっと赤くなりますか？」との事でしたので、以下の通り、ご回答いたしました。(^^)
「なりませんね。ただ元気になって換羽期もスムーズに乗り越えられると思います。羽の色を濃くするネクトン、赤カナリア、レモンカナリア用のネクトンは販売中止です。」